古今洋歌集

…力をも入れずして天地を動かし、目に見えぬ鬼神をも哀れと思はせ、男女の仲をも和げ、猛き士の心をも慰むるは、それ歌なり。
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伊太利に華を
たまには、素直に、音楽紹介。看板(ブログのタイトル)に偽りのなきように。
イタリアのW杯優勝を讃え、イタリア人による「華」ジャケット盤を。


アリーチェ、幻のデビュー作、1975年盤。このとき芳紀18歳。
花束は特定できず


1988年の名盤『Canta Satie Faure Ravel』。
タイトル通り、サティ12曲(うち歌なし2曲=グノシェンヌ#1と#4)、
フォーレ5曲、ラベル1曲。伴奏はピアノ、少しシンセ。ミラノ録音。仏語で歌う。

木蓮に見える

音楽だけにとどまらぬ才人フランコ・バッティアート(Franco Battiato)1999年盤『Fleurs』。
自作は2曲のみで、あとはカヴァー。
ファブリツィオ・デ・アンドレやローリングストーンズ(Ruby Tuesday)を採り上げ、
静謐でいながら香り立つアレンジを施している。ストリングスの響きが美しい。
薔薇

メキシコ万歳

WBC2次リーグ、墨が米に勝った。Viva Amigos!
世の中、何が起こるか、わからんな。
今夜は、トルティーヤ&ワカモーレ&テカテ&テキーラだ。

 エイゼンシュタイン監督

 リンダ名盤

おまけ

また、あさって(19日)、韓国と対戦だ。
次に勝つ秘策は…
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躍る猫、跳る牛

いや、あったかいな。
スラックキーとダブ日和だわさ。

Slack Keyは、ジョージ・ウィンストン御大が主宰するスラックキー専門レーベル
Dancing Cat
に、たくさんある。ネトラジのスラックキー天国でも、よくCMやってるがな。

が、たまには、昔流行したニューエイジ(いまはヒーリングらしい)の棚でもあさるか。
          :
          :
お。あった。デンマークのFONIX MUSIKというレーベル。

牛に乗る童をキャラクタにしていて、十牛図の影響か?

FOREST WALK 
スティッグ・モラーとピ-ター・バスティアン1988(Stig Moller & Peter Bastian)


楽器は、ギターとクラリネットとバスーンだけ。だけど音色は豊穣で拡がりあり。
こんなバスーンは、滅多に聞けねえ。ずばり名盤


WAYS キム・メンツァー(Kim Menzer)1987  
時々波の音をかぶせてるのが、ちと煩いが、フルートソロで、しっとり聴かせる

CONFLUENCE クリスティアン・ボレガアド 1 989(Kristian Borreagraad)
ギターやピアノやソプラノサックスと電気楽器音のミクス、甘いメロディや

MOONWATER フレミング・ピーターセン 1987(Flemming Petersen)
電子音。まあ、かなり甘い


HANDS フランク・ローレンツェン(Frank Lorentzen)

よくあるタイプのシンセものだが嫌味じゃない

あと、90年代始め、Prem Promotionが自由が丘でがんばってた頃に輸入してた
ニューエイジもんには、ナイチンゲールとオレアデという名レーベルがあったっけ。

そのほか、こんなのも ↓
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仏蘭西の乳製品
本日は、フランス・チーズの話。

マス市場向け音楽産業から消えて久しいのに、
90年代初めの「ワールドミュージック」ブームがある。

フランスの移民というか複文化を背景にするバンドに、おもろいのが多かった。
15年前は、日本盤でも売っていた。
ブームを牽引したのはマノ・ネグラ(MANO NEGRA)と
レ・ネグレス・ヴェルテ(Les NEGRESSES VERTES)だったかな。

そのほか、時々、無性に聞きたくなるのに、こういうヤツらがいる。

ロ・ジョ(LO'J0)
男3女2、沙漠トラッドの趣。いまだ現役、元気でやってるようだ。
Fils de Zamal 1993年盤

レ・ヴェルペ(Les VRP)
男5人組、スパニッシュギター+ミュゼット+その他いろいろ
Retire Les… 1990年盤

ソルダ・ルイ(SOLDAT LOUIS)
おっさん6人、ブルターニュ魂のロック・ケルティック
SOLDAT LOIUS 1988年盤

 どれもライブで見た方が楽しいバンドだろう。
 
 さて、なかなかな乳ジャケは、仏蘭西ものに、もちょっとある。こんなの↓
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掛合の歌(3) 愛が爆発するとき
とても奇妙な掛け合いの歌。ブリジット・フォンテーヌと相方のアレスキの「あたり前」。ボサノバ風のリズムを刻む軽やかなアコースティックギターをバックに、息の合ったスキャットで始まりますが、そこから始まるドラマが実に現実ばなれしてます。



ブリジット「ねえ、アレスキー、ちょっと聞いていい?」

アレスキー「なに、ブリジット。言ってごらん」

ブリジット「いましがた妙な音がしたけど、あれは何?」

アレスキー「ありゃ、爆発があった音だ」

ブリジット「爆発って?」

アレスキー「下の階のどこかで、ガスに引火したんだ」

ブリジット「で、私たちはどうなるの?」

アレスキー「やがて吹っ飛んで粉々になる。当たり前の物理の法則さ…」


ごく簡単にまとめると、こんな風で、フランスの都会のアパルトマンの上階に住む2人が、ガス爆発に巻き込まれるという話。

アレスキーは、あわてず騒がずに気持ちよく歌い続ける。けれど、ブリジットはだんだん気になって、アレスキーにいろんな質問をしていく。アレスキーはスキャットを中断して、質問に対して冷静に「爆発という現象」について答えていく。

最後は

アレスキー「ブリジット、しつこいぞ」

ブリジット「あ、ごめんなさい…」

強烈なインパクトのあった名作「ラジオのように」(1969年録音)から、4年ほど経った頃のアルバム「ブリジット4(この男知らないわ)」に入っています。
年の瀬に聴く盤
 クリスマスが終わって正月を待つばかりと思ったら、大津波。年末まで自然災害が追いかけてくるとは思わなかった。被災者が早く元気を取り戻されますように。

 私の場合、年の瀬に必ず聴く盤があります。1年に1度しか聴かない。iPodにも入れてない。結婚して引っ越した年も娘が生まれた年も父が死んだ年も聴きました。クリスマスケーキを食べなかったり紅白を観なかったりはしますが、年末の窓拭きと、この盤を聴くのは欠かしたことがないような気がします。

 マリオン・ブラウン(1935年アトランタ・ジョージア生まれ)の「ヴィスタ(Vista)」。1975年の録音です。コルトレーンと共演するなどフリージャズ派として独自のスタイルを追求するアルトサックス吹きでしたが、この盤は、それまでの彼に比べるとぐっと聴きやすい。スティービー・ワンダー作の歌もの「ヴィジョンズ(1973年Innervisions収録)」まで入っています。発表時は、その頃流行り出していたクロスオーバー(フュージョンという用語はまだなかった)におもねった作だと、総じてジャズ雑誌等では評判が悪かった(褒めたのは、亡くなった間 章という評論家くらい)。マリオン・ブラウンの代表作ではないでしょう。

 しかし、これが私にとっては良いのですね。全6曲。マリオン・ブラウン作は1曲で、あとはこの時の録音メンバー(スタンリー・カウエル、ビル・ブレイノン、ハロルド・バッド)の作。けれども、「ヴィスタ=風景」というタイトルの下に構成された6つの組曲のような統一感を持っている。
 フェンダーローズの柔らかな音と生ピアノの音が上手く調和しているのもいいし、隠し味として効いている鳴り物(ベルとかゴングやパーカッション類)もいい。もちろん主役のマリオン・ブラウンの演奏は絶品です。ゆったりと始まり、静かに閃く光を照射し、揺らぎながらゆっくり消えた後も残像として残る音の風景。
 
 私は、これを聴いて1年の区切りとしています。「いろいろあったけど、あっという間だったなあ」と、いつも思うんでありますが。
Barのクリスマス
 ご無沙汰です。11月から書き込みをさぼっているうちに、今年も10日を残すのみとなりました。今週はクリスマスウィーク。有馬記念ウィークとも言いますね。

 クリスマスが近くなると思い出すのは、バーのBGMを選曲していた頃のこと。足掛け8年ほどやりました。恵比須にあった『F…』という名のバーでした。その店は面白いことに、2〜3年ほど営業しては閉店し、近辺にひょっこり同じ店名でまた開店してました。恵比須から代官山にかけてのエリアを「漂流するバー」だったんであります。

 私は、店主から「また店開くよ」と連絡があると、アンプやスピーカーを選びました。店の内装は店主独自のアイデアでまとめられていて、どこかに天使のモチーフが使われていましたっけ。店主が「こんなイメージの音が欲しい」というリクエストと店の雰囲気と客層に合わせて、ジャズボーカル、ジャンプ、アシッドジャズ、ブギウギピアノ、ビバップ、ソウル、ブルース、オペラ、タンゴ、ファド、フランスもの(ブラッサンス、ゲーンズブール、ボリス・ヴィアン、アンリ・サルヴァドール、エンゾエンゾ)にナダージェ、アリーチェ、フランコ・バッティアーノ、小久保隆、ナチュラルカラミティ、サイレントポエット、ロジャー・イーノ、ルネ・オーブリィ、映画音楽、服部良一と笠置シズ子、香港・台湾ポップス、ダンドゥットにクロンチョン、ケルト、アフリカン、ハワイ、レゲエ、ビギン、サルサ、ズーク、サンバにボサノバ、ニューエイジ、ヒップホップ、トランスものと、まあ何でもありの選曲でした。ヘビィメタルと演歌はなかったですが。

 BGMという割には、ボリュームはかなり大きかった。4ビートのジャズがかすかに流れるといった雰囲気ではなく、音楽もインテリアの一部なんだという考えでした。その場でDJなどはやっていません。「音響設計料」は戴きましたが、友人である店主にあくまで「サンプル」として録音済みのメディアを渡していたんであります…。ミキサーをかませて前の曲がフェードアウトする前に次曲をかぶせる。それをカセットテープでやっていた時は、満足行く仕上がりになるまで何度も何度も録り直ししました。仕事では決して発揮しない熱意を持って(笑)、取り組んでいましたね。

 で、12月に入ると決まってクリスマスもの。しかし、街でよく流れているクリスマスソングではないものを選ぶのに懸命になりました。簡単に言えば「厳かでいて、どこか華やいだ」雰囲気が出せるかどうか、がポイントです。19世紀終わり頃のドイツ・ポリフォン社ディスクオルゴールのゆったりした音からスタートして、バッハのコラールに移って、スカンディナビアのクリスマスソングをはさんで、少しテンポのあるケルト系ミュージシャン(アルタンやクラナド)の曲へつなぐとか。インストが3曲ほど続いたら歌モノを入れるとか。いろんなパターンを試しました。店の雰囲気にうまくはまったのも、すべったのもありました。

 クリスマスもの音源はアナログ・CD含めて200〜300種類集めていましたが、数年前にほとんどディスクユニオン行きとしました。手元に残っているのは30枚ほど。左上は、グレゴリオ聖歌をパンパイプとオルガンで演奏しているもの。歌はありません。パン奏者はジャン・クロード・マラ(Jean-Claude Mara)という人で1984年作。フランスの教会内で録音したようです。オルガンの低音とパンフルートの澄んだ高音の取り合わせが絶妙。20年前の録音ですが、少しも古さを感じさせません。

もう1枚は、ニューエイジ音盤を何枚も出しているバイオリニスト、ダニエル・コビアルカ(Daniel Kobialka)の1983年盤「フレグランセス・オブ・ア・ドリーム」。この中に、プロコルハルムの「青い影(A Whiter Shade of Pale)」のメロディがいつのまにかバッハの「G線上のアリア」になる15分18秒のナンバーがあって、これが何故かバー「F…」の深夜の雰囲気にはまったものでした。

 では、ちと早いですが良いクリスマスを。

★誰かが密かに遺しておいてくれたBar「F…」の残像
tokyo.cool.ne.jp/foundation/frame02.html
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